カオール(黒ワイン) 2000 46004 - アイテム検索

マヴィのカオールは、洗練された味わいが特徴。

今回数量限定で入荷したカオールは、良年で知られる2000年のもの。また元々カオールは長期熟成に向くタイプですので、大変素晴らしい状態になっています。

まず、色を見ると、かすかに褐色がかってきていて、熟成が進んでいることがわかります。

香りは、しっとりとしたジャムのような果実感、シナモン、甘草、黒胡椒やローリエといったスパイスやハーブが複雑に絡み合い、奥深さを感じます。

口に含むと、まだしっかりとした酸味を感じ、今後の熟成が気になると共に、細やかなタンニンはワインの中に溶け込み、大変心地よい口当たりです。余韻は長く、タンニンがしっかりあるにも関わらず、後味にはべったり舌に残るものがなく、清涼感さえ感じられます。

空気に触れさせるほど、黒胡椒やローリエの香りが立ってきて…、もうお肉料理のことしか考えられません!ステーキや、赤ワイン煮など、スパイスやハーブを適宜利かせてシンプルな味付けにした赤身の肉があれば、もう最高でしょう…。

ただ、べったりとした重さではなく、上品な味わいを持っているので、お肉ではなくともナッツやドライフルーツの入ったパンとチーズを軽くつまんで、というのも、お好みによってはありだと思います。

とにかく、しっかりした味わいがお好きな方には、7年の歳月を経てまろやかに変化してきたこのワインを、自信を持っておすすめします!

★ぜひ、2002年のカオールと飲み比べてください!
(ハーフボトルも2002年です)

ぶどうの平均樹齢は20年。収穫は手で丁寧に行っています。果実味・渋みとも豊富でインパクトの強いワインです。17-18度でお飲みください。

カオールは、一般的にはポリフェノールが多いワインとして知られています。色が黒っぽいほど濃いことから、「黒ワイン」と呼ばれることもあります。ステーキなどしっかりしたお肉料理をいただくと、コレステロールなど体内の脂肪値はすぐにどーんと上昇しますので、健康を気にされる方はしっかりお肉を食べたい時のお供にいかがでしょうか?

生産者のゴダンさんによると、ビオディナミ農法で作られたワインは開くのに時間が掛かるので、香りと味を十分お楽しみいただけるよう、少なくとも飲む2時間前には抜栓するのがおすすめだそうです。